こんにちは！
埼玉県越谷市に事務所を置き、さいたま市・草加市などの県内から関東一帯まで広く施工エリアを取り、型枠工事を行っている、有限会社白浜工務店です！
型枠工事の現場では様々な作業が行われていきますが、その中でも重要な作業の1つに数えられるのが墨出しです。
しかし型枠工事に携わった経験がない方は、墨出しと聞いても作業内容がまったくピンと来ないのではないでしょうか。
そこで今回は求職者の方へ向けて、型枠工事の現場における墨出し作業の概要をご紹介いたします。
墨出しとは
型枠工事の現場では、施工に先んじて現場に作業の目印となる線を引いていく必要があります。
図面に従って必要な位置に印をつけ、その両端を繋ぐように墨つぼやレーザー墨打ち器などを使い、線を引いていくのが墨出し作業の内容です。
墨出しを行うためには、図面を正確に読み取る力と、器具を正しく扱う総合的なスキルが求められます。
一流の職人を目指していくためには、墨出し作業を習得することが必須だといえるでしょう。
墨出しの役割
型枠工事の現場では、鉄骨や鉄筋などの建材の周囲に合板製の板を用いた型枠を形成し、そこにコンクリートを流し込んでいくことで施工を進めていきます。
このコンクリートが固まることで鉄筋コンクリートを形成することができ、建物に高い耐久性を与えられるのが特徴です。
しかし生コンクリートは固まる前のコンクリートに砂利などを混ぜ込んだものであり、液状の物質なため、型枠に隙間があれば流出してしまいます。
そこで型枠を隙間なく正確に設置できるよう、目印となる線を記していくのが、墨出しと呼ばれる作業が持つ重要な役割です。
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