こんにちは！有限会社白浜工務店と申します。
埼玉県越谷市に拠点を構え、さいたま市や草加市など県内全域や関東一円で型枠工事一式を行っている建設業者です。
今回のコラムでは、型枠解体工事の仕事内容や手順についてご紹介します。
型枠解体工事とは
型枠解体工事とは、型枠に流したコンクリートが十分な強度になり次第、型枠を解体していく作業のことを指します。
解体という言葉には取り壊すイメージがあると思いますが、型枠解体は壊すというよりも外すというニュアンスの方が近いです。
型枠を解体する時には、ただ解体をするのではなく、安全のために決まった手順があります。
解体するときの手順は、パイプ・金物外し・壁・梁・スラブの順に日数を置いて解体していきます。
大きなトラブルにつながってしまう可能性もあるため、順序はしっかり守りましょう。
手順
柱・梁側・壁の型枠解体を行う場合は、最初にパイプサポートやチェーンを取り外します。
フォームタイを緩めて端太パイプを除去した後、型枠パネルを取り外します。
作業床が安全かや、墜落の恐れがないかの確認をしたり、パイプを足に落としたりしないように注意しながら作業を行いましょう。
そして梁底・床版の型枠工事の場合、最初に梁下・床版下の資材を片付けて、床コンクリート面を傷つけないようにするために養生を行います。
根がらみや水平繋ぎを取り除き、最終的に残すパイプサポートを緩めた後、再度取り付けます。
他のパイプサポートを除去したら、その部分の大引を取り外し、最後に残したパイプサポートを引き出して大引と根太を落としたらほぼ完了に近いです。
この時、周囲の安全確認をしっかり行い、合板パネルや桟木を取り除き、後片付けをして完了となります。
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